Lesson

【サックス奏者必見】効率的な基礎練習 【迷える初心者の方はぜひ!】

スポンサーリンク

困っている人
サックスが上手になりたいし、やらなければいけないことがたくさんあるのはわかっているんだけど、基礎練習は何からやったら良いの・・・

 

こういった悩みに答えます。

 

この記事を書いた人

馬越脇 崚(まごえわき りょう)

・フリーランスのサックス奏者

・TV出演、プロオーケストラ、舞台音楽、有名ライブハウス出演多数

・講師歴10年以上

 

本記事の内容

効率的に基礎力を上げるために必要なこと

・ロングトーン

・タンギング

・半音階

 

サックスを吹く方は皆さん上手になりたいですよね・・・!しかし、毎日いくらでも練習できるわけではないと思いますので、効率よく練習していく必要があります!

 

今回は限りある時間の中で上手になっていくために必要な3つの練習内容を楽譜つきで解説していきますので、ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

動画でも解説しておりますので、実際の音を聞きたい方はこちらからご覧ください!(内容は同じです)

それでは早速解説していきます。

 

ロングトーン

 

困っている人
いきなり当たり前のことか・・・

こう思われた方も多いかと思いますが、皆さんロングトーンをされる時何の音をどれくらいの拍伸ばしていますか・・・?

目標のないロングトーンは疲れるだけでなく、音楽性を高めることもできないので、必ず目標設定をしましょう!

 

ポイント

適当な拍伸ばすのはNG!

 

具体的な練習内容

では一体何の音で練習したら良いのか・・・!

僕としてはこちらの調での練習がおすすめです。

 

おすすめの調

①F-Dur

②G-Dur

それぞれ解説していきます。

 

① F-Dur

まずはこちら

日本語ではヘ長調シ♭がついた音階です。

4拍ずつそれぞれの音を伸ばしていきますが、音と音の間に4拍お休みを入れるようにしましょう!

 

こちらの音階をおすすめする理由

ポイント

・臨時記号がついている

・音域がちょうど良い

②G-Dur

そして次はこちら

日本語ではト長調ファ♯がついた音階です。

こちらも同じく4拍伸ばしたら4拍お休みを入れるようにしましょう。

 

困っている人
何でお休みをいちいち入れるのよ

こう思う方もいるかと思いますが、続けて練習すると以下のようなことが起きます。

・飽きやすい

・スタミナ切れを起こす

・音の出だしに意識がいかなくなる

というわけで必ず隙間を入れてロングトーンしましょう!

 

注意ポイント

タンギングはなし!

ノンタンギングで練習することで舌に頼らないスムーズな発音と、お腹への意識を高めることができるので、ぜひお試しください!

 

②タンギング

続きまして定番練習のタンギングですが、適当に音を切っていてもあまり効果がないので音を限定してリズムを展開させていきます。

目標テンポ : ♩=120

この辺りを目指すと良いと思います!

非常に難しいですが・・・

ポイント

息のスピードを上げる!

というところに気をつけてみてください。

舌でリードを止めるということはロングトーンよりも抵抗が上がってしまうので、それに負けないように速い息を送りこむようにしてみてください。

 

③半音階

こちらは中級者の方向けの練習になります!

スケールをやるのはとても大切ですし、必ずやっていただきたい練習ですが、より効率的に時短で基礎力を上げるにはこの半音階が効果的です。

ただ狭い範囲を半音階で動いてもあまり意味がないので、全音域を使ったトレーニングに仕上げてみました!

この練習のメリットとしては、

ポイント

・調子のチェックができる

・テクニック向上に効く

こういった効果が期待できます。

目標テンポ : ♩=240

ここをぜひ目指してみてください!

 

まとめ

というわけで今回は効率的に基礎力を上げられる練習方法というのをまとめてみました。

  • ロングトーン2種類
  • タンギング
  • 半音階

目標地点としてはかなり高めの設定になってしまいますが、できるテンポでコツコツ練習していけば必ず効果が出ますので、ぜひ挑戦してみてください!

スポンサーリンク

-Lesson

Copyright © Mago-log , All Rights Reserved.